#28  CHECK THE ENERGY TALK SHOW その後に思ったこと

M.C.BOO(HAPPY ENERGY編集長)

今年4月から電力自由化になりましたが、盛り上がったのは最初だけでいまいち盛り上がっていない感じがする。

ボクはメディアは価格競争に重きを置いた報道ばかりでエネルギーの中身や自由化後に見えてくる、新しい社会を伝え無いで安売り合戦の報道ばかりが目立っていて、ただでさえわかりづらい電気の話がもっと邪魔くさい面倒な話になってしまったと思っていた。

ここで、もう一度高橋さんに今の状況を整理していただこう!そんな思いからチェックザエナジーというタイトルで大阪と東京でジャーナリストの高橋真樹さんとトークショーを開催した。

まず新電力会社の選び方、どんな電力の会社があって、どんな選択肢があるのかということですが。と高橋さんは話を進める。

・料金などサービスで選ぶ
・電源で選ぶ
・地域で選ぶ


ボクは価格は今や牛丼チェーン店の安売り合戦状態をイメージした。いろんな会社があって種類もメチャクチャ多いから選ぶのだけでも大変で、電源は太陽光、水力、風力はもちろん原子力や火力発電など。でもオーガニックな電力がやはり魅力的である。

最近は全国に地域電力会社出来ていて福岡県みやま市にある、みやま電力や大阪の泉佐野市にある泉佐野電力など、これからも増えていきそう。自分の住んでる地域に電力会社が出来るかも知れない。

しかし、トークショー後にデータを調べると「電力会社の購入先を変更した人」は3.7%、「電気の料金プランを変えた人」は3.1%で、全体の6.8%が電力会社または料金プランの【変更者】になったデータもある。この数字を見れば盛り上がってないのもよくわかる。
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/1013443.html

その一番の問題はやはり
• よくわからない
• めんどうくさい


細かいことを考えるのは楽しくない。時間がもったいない。一人暮らしで電気もあまり使ってないから少し値段が下がるぐらいなら、今のままでいいと思ってる人が多いようだ、自分もですが、みんな毎日忙しいからね。

そこで高橋さんがトークショー中程に電力会社とぼくたちの関係を広島カープに例えながら教えてくれた話が、とてもわかりやすく興味深かった。もちろん高橋さんは広島東洋カープのファンである。

広島カープファンは。お金のない広島カープを助ける為にグッズを購入していて、お金のない球団をファンがグッズを買うことでサポートしている。巨人や阪神の様な人気球団はお金があるので海外から大リーガーやFAした人気選手を入団させるけど広島はそれが出来ない。その部分をファンが理解して(赤しか出ないボールペン)や(鯉にそのままなれる衣装)など購入することで、ただ応援するだけでなく、積極的に関わってチームと選手を育てる。まるで育成ゲームの様な感覚もプラスしてプロ野球を楽しんでいる。受け身じゃなく能動的に関わることで普通に応援するよりも楽しさがふえる。それこそ広島は市民球団だといわれそれこそ市民発電所と同じなのだ。

電力自由化は投票と同じ、自分の好きな会社や発電所をサポートする。
100点満点の新電力はまだ無いけど、長い期間をかけて育てていく。そんなイメージ。

高橋さんは、それこそエネルギー自由化はまだ始まって1年もたたないわけで、この長い戦いはすぐに終わるわけでもないので地道に電力会社と国の動きをチェックして、広島カープも25年以上優勝するのにかかったわけで、同じように待ちながら僕たちのやり方で社会をゆっくりでいいから変えていけたらと語る。

今こそインターネットを利用して情報を拡散しながら、気がついた人から少しづつチェンジしていけばこの社会実験も成功するのではないだろうかとボクは思う。

街を歩く人を見ながら、そんな未来を想像する。

電力会社をかえたら何がかわるのか?

今まで独占してた仕組みからサービスや電源にこだわった会社と、お金を地域に循環させる地産地消の電力会社が入ってきて競争を起こして健全化を図ってスニーカーを選ぶようにエネルギーを選んだら楽しそう。

電力自由化後にどんな世界があるのか、今回の大阪、東京のトークショーで高橋さんの意見を聞いてエネルギーに関することが整理できた。チョイスオブユアーズ。ブラックボックスだった電力システムに僕たちのやり方でこれからもアクションを起こしていきたい。

それは音楽からいろいろな事を知ったように、エネルギーでも新しい価値観を感じ取りながら。

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