#29  アートとエネルギー HIPHOP最高会議代表 千葉タカシさん

今回はHIPHOP芸術家でHIPHOP最高会議代表の千葉タカシさんにインタビュー。
最近ではヤン富田さんのコンサート出演はもちろん、アイドルHiphop映画[リリカルスクールの未知との遭遇]に出演など精力的に活躍中。数多くのラジカセ(BoomBox)作品とライフスタイルでアート表現をする芸術家はどんな未来を想像しているのだろうか。失われたFUNKとエネルギーに迫りながらアートと未来について話を聞きました。

—HIPHOP的に考えるといとうせいこうフェスが凄かったですよね。以前と以後では世界が変わると思うんですよね。

千葉:HIPHOPの世界が変わる?

—自分の表現もそうですが、いとうさんの評価がまず芸能界的に変わったと思うんですよね。すごさを知らない業界人も多かった思います。

千葉:あれは本当に凄かった。いとうせいこうさんは巨人ですよ。本当に。

—今日は千葉さんにはアートとエネルギーの話を聞かせていただきたいのですが。

千葉:エネルギー問題に関してはまずはヨシピィ・ダ・ガマ「エネルギー問題」を聞いて欲しいね^o^

—それはここのリンクから聞いてもらいますね(笑。

千葉:個人的には結局エネルギーは照明とパソコンと冷蔵庫ぐらいじゃない使うの。どうってことないんだよね。

アートとエネルギーとHIPHOP

—でも夏はクーラないとダメですよね。

千葉:東京はね。クーラーに関していえば ペットボトルで作るやつ。ペットボトルを切って窓のパネルにつけるんですよ。発展途上国で使われてるのかな?あれどうでしょ。息を細めてフーっと吹くと冷めて、ハーって吐くと暖まるって理屈で窓につけるだけで涼しくなるらしいです。ホントかね?あと日本の家屋は断熱もっとしたほうがいい。

—ネットにはいろいろDIYで作れるガジェットがありますよね。

千葉;そう、いろいろね。川とか小規模発電だけどモーターを突っ込んでおけば発電するじゃん。下水道につけて発電するやつとかね。

—流石!詳しいですね。ボクは発電所や発電機でエネルギーを作ることもアートの領域だと思っているんですよ、僕らも発明したいですよね。

千葉:エネルギーについては、全部ちゃんとやれば出来ることがたくさんあるよね。

—でも日本はあまり進んでない印象です。

千葉:まずはみんな電動自転車にした方が良いですね。

—それは自転車で発電するって事ですか?

千葉:そうじゃなくて、車も電車も重いものを運んでいるから効率が悪い。電動チャリはこれからビンビンきますよ。電動自転車だとキツイ坂をクリアできるから車で行ってたとこにチャリで行ける。

—昔から電動チャリは好きですよね。

千葉:好き好き。海外は凄い電動チャリがたくさんあるじゃない。アウディの奴 とか凄いよ。 ウィリーモードついてて80km出るw

—未来的ですね!COOLです。それに省エネだからまず良くて、クレージーな東京の満員電車も無くなります。

千葉:ヤマハがやっとロードレーサータイプを出して、来年にはマウンテンバイクタイプが出るんじゃないですかね。海外は車メーカーが全部出しているんだよ。未来的なものを。かっこいいからね。アップル社も販売する噂があったぐらい。これから伸びてくるジャンルだよね。 既存のチャリにモーターつけるのもある。公道走れなかったりするのが残念。

ビンビンきそうな電動チャリ

千葉:やっぱりエネルギー問題について考えてみると、無駄を省いて効率を究極に高めればいいと思うんだよね。

—具体的に言いますと。

千葉:ラジカセもソーラーパネルつけてるのも最近あるよね。ラジカセでいうと最近はアンプ革命が起きていましてデジタルアンプになって。それがすごくて今まで85%ぐらいがロスしてたんですけど。デジタルアンプになって15%がロスになって数字が逆になりました。ということは電池が今まで以上に持つわけ。2時間しかもたないものが何倍も持つようになったの。これは革命ですよ。LED照明も もう少し人間に優しいといいね。

全てのエネルギーを電力に変えたい

千葉:でも電力にみんな変えれたらいいよね。特にSEXのエネルギーって凄まじいよね。あのエネルギーは凄いよ。大の大人が全力疾走する以上のエネルギーですからね(笑。

—そうですね。種の継続のために誰もが納得する超絶エネルギーですから。Hppy energyではそんな全部エネルギーをまとめたいです。人間の発するエネルギー。それはまさに人間発電所で、そのエネルギーにも注目してアクション起こしたいなーと考えているんですよ。

千葉さんの最近の活躍はこちらから見ることが出来ます。
ヤン富田:第8回アシッドテスト『意識の拡大による建築空間とサウンドの設計 パート 1』セットリスト
http://asl-report.blogspot.jp/2016/04/1_23.html

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