#55  現代社会の歩き方「サバイバルママ」 ~高校生ママの受験と大学費用の乗り切り方~

パート社員 高校生ママ Yさんの教育費サバイバル

シングルマザーで高校3年生と1年生の子どもが2人を育てています。



男の子なので、食費も部活の費用も年々かかってきます。
中でも教育費はピーク!



高校1年生の子は中学の内申点がよくないので、私立高校に進学することに。

兵庫の私立高校の入学金は25万円。さらに、施設費が10万円かかります。

高い・・・



入学金と施設費の支払いをなんとか済ませてほっとしたところ
今度は高校3年生の子が大学受験のため、学習塾の費用がかかる!



学習塾は高校3年生の1年間で約55万円もかかりました。

他の受験生に比べまだ息子は塾代が少ない方かも・・・


そして、いざ受験になると冬には
大学の入学金や前期の授業料も含めトータル約179万円にも!

「どうやって乗り切ればいいの?子どもの学費で頭がいっぱい・・・」

そんな中でも高校生でもらえるお金の情報をGETし
奨学金117万円を教育費にまわすことができました。
実際にかかったお金ともらったお金をご紹介します。

高校3年生でかかった費用は179万円

■塾代

・月謝:月3万円×11カ月=約33万円

・夏期・冬期講習:約10万円
・その他、物理・化学:約10万円

・赤本、模試代2回:21,530円

■受験・出願
・願書請求: 1,000円×4校=4,000円
・写真代:1,100円
・受験費用 センター試験:18,000
・国公立大二次試験(前期・後期):34,000円
・私立大学2校3回(35,000 円×3回):105,000円
・大学受験宿泊代金2泊、交通費新幹線、食事代:約5万円

■私立大学(高校3年生で支払ったもの)
・入学金:20万円
・前期大学納付金:73万円
・ミールクーポン年間:72,000円
・洋服など:2万円

このように大学の費用は、実は高校3年生で必要になってきます。なので、日本学生支援機構の奨学金では間に合いません。

「少しでも、なんとかしたい・・・」

そんな思いで給付金と奨学金の手続きをして、117万円を確保しました。具体的な手続きも合わせてご紹介しますね。

給付金と奨学金で117万円を確保!

<兵庫県公立高校3年生>


4月:「日本学生支援機構奨学金」説明会で5月に「予約申し込み」


→12月に採用結果あり(無利子の第1種)

5月:国の「高等学校等就学支援金」申込みをし、実質授業料は2年生と同様に無料

7月:「高校生等奨学給付金事業」の手続き、8月に59,500円振り込み


2月:私立大学合格発表後、給付型奨学金の手続き、入学後(5月・10月)に約59万円が振込み予定



<兵庫県私立高校1年生>

5月:国の「高等学校等就学支援金」申込みをして、一旦授業料を払うものの9月から3月に379,000円が振込み

7月:兵庫県の「高校生等奨学給付金事業」の手続き、12月に138,000円振り込み


上記をまとめると、2016年度4月から3月までに給付されたお金は国と県からの給付で合計約58万円。

さらに大学独自の給付型奨学金を2月の合格後すぐ申請することによって、59万円給付されました。

日本学生支援機構の奨学金も高校3年生の5月に予約をしたからこそ、4月末に振り込み開始となるので、やはり、高校3年生が勝負です。

今後も大学や民間の奨学金情報を仕入れて、申請していこうと思います。
息子とも話をしてタイミングよく申請していきます。
※写真は大学キャンパス内で案内されている奨学金情報

給付金を活用して、大学進学を諦めない

厚生労働省「平成27年ひとり親家庭等の支援について」によるとシングルマザーの平均年収は手当や養育費なども含め、年間約243万円。月約20万円です。

「とても大学費用なんて出せない・・・」

という声も聞こえてきますが

「子どもが望むなら、進学をさせてあげたい」

という想いもあり、その狭間で悩んでいるシングルマザーさんも多いです。
でも、諦めないでくださいね。

高校生のシングルマザーが知っておきたい給付金と貸付

低所得者には、国や大学の支援もありますし、給付型の奨学金もあります。すべての方に当てはまる訳ではありませんが、一部ご紹介しますね。


・母子父子寡婦福祉資金貸付金 (貸付)
・高校生等奨学給付金(給付)

・日本学生支援機構の奨学金(貸与・給付)

・明光教育研究所(給付)
・トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム(給付)

・まごころ奨学金(給付)

・私立大学独自の奨学金(給付)
・国公立大学の免除制度(免除)
・公益財団法人 電通育英会「高校予約型奨学制度」(給付)
など


シングルマザーや低所得者を支援するための給付型奨学金は、近年増えている傾向です。忙しいシングルマザーだからこそ、早めに問い合わせをして、必要な手続きをしていきましょう。

これから受験生ママになる方へのメッセージ

高校生ママの声を伺っていると

「子どもが学校のお知らせを教えてくれない」
「忙しくて、どうやって情報収集すればいいのかわからない」
「今の受験は願書や奨学金の申請もインターネットになっている」

という声もあります。

なので、まずこのコラムの中での情報で気になることがあれば学校や行政窓口に問い合わせてみましょう。

電話であれば、昼休みに確認することができます。
ママ同士の情報も貴重ですよ!

また、パソコンに慣れてないと申請がなかなかできない場合もあります。
学校やパソコンを持っているお友達などに早めにSOSをしましょうね。

加藤先生のワンポイント!

シングルマザーになるならないに関わらず、子どもがいるからこそお金のことで悩みますよね。
でも、なんとかしてがんばるママには必ず希望の光が見えてきます。ひとりで悩んでしまった時は、「今困っている」ことを友達や専門家にも相談してみましょう。

※もちろん加藤先生にも相談できます!→info@happy-energy.jpまで!

今回は高校生ママの受験費用の体験談でした。次回は、「子どもを虐待するかもしれない」と悩んだママの体験談をご紹介します。

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