#63  現代社会の歩き方「サバイバルママ」~節約レシピ術!働いても働いてもお金が足りない生活からの脱出~

その日暮らしから脱出したMさんのサバイバル

別居し、1歳の息子と2人暮らしを始めました。
バイトを掛け持ちして収入を得られたとしても
そのために息子を預ける一時預かり保育料で
多くのお金が出ていく日々。

5,000円の日当を得るために
3,000円の保育料を支払う日も少なく
息子の好きなウィンナーを買ってあげられないこともあり
悔しい思いをした日も1度や2度ではなく

何とかしなければ・・・
気になっている日々の買い物を節約するところから始めました

「疲れるとついつい」買ってしまうもの

ついついお金を使ってしまうとき。
それは「私が疲れた時」。

疲れるとついつい
・コンビニでチョコレートや大福を買う
・夕飯にお惣菜を買う
の2つが大きな浪費だったのです。

コンビニ浪費や野菜の無駄をカット!

まず、コンビニに行かないと決めました。
お財布を開ける回数を減らす工夫もしました。

これだけで
月に1回程度子供と遊びに行く余裕ができました。

次は、無駄にしてしまう野菜を減らしました。
とりわけ、子供に食べさせたい野菜類は
スーパーで一番小さなものを買っても、まだ残ってしまいます。

残ったものがダメになり、捨ててしまう。
これは大きなストレスでした。
残ったお野菜は「なんでも冷凍する」ことから始めました。

○冷凍した野菜と使い方例

 トマト(カットしてから冷凍): トマトソースやスープに
 大根(厚めのイチョウ切りで冷凍): そのまま煮物に
 じゃがいも(一度火を通して、つぶしてから冷凍): コロッケに
 玉ねぎ(みじん切り、薄切りなどにして冷凍): そのまま好きな料理に

「ながら調理」で時間も節約!

小さい息子を育てながらの料理は
できるだけ「ながら調理」をしたいと思い
電子レンジを活用。
煮物やカレー、焼きそばなども電子レンジで作り
加熱時間の短縮もできるので、光熱費の削減にもつながりました。

何より、他の家事がはかどったり、息子と遊べたり
と他のことに時間を使うことができ
結果的に疲れやストレスの軽減につながったと思っています。

電子レンジで簡単でお安い肉豆腐!翌日のお弁当にも!!

材料

 厚揚げ豆腐
 お肉(牛・豚・鶏、なんでもOK!)
 白ネギ

作り方

 材料を食べやすい大きさに切る。
 耐熱ボウルに入れる
 お好みの「すき焼きくらい」の味になるように、砂糖・醤油を入れる
 電子レンジでチン!
(豚肉200グラム、厚揚げ2枚、白ネギ1本の分量なら、電子レンジで10分チンした後、もう一度5分チンするくらいが目安)

この分量なら一人分、200円。
厚揚げなら水分が出ないので、翌日のお弁当にも大丈夫!

レンジで作るかぼちゃカレー

材料

 かぼちゃ
 ひき肉
 玉ねぎ(冷凍してみじん切りにしていたもの)
 水 または トマトジュース (トマトを冷凍しているなら、一緒に入れてもおいしい)
 カレールー

作り方

 かぼちゃは「大きめのサイコロ」を目安にカット
 耐熱ボウルにかぼちゃ、ひき肉、玉ねぎの順番に入れて、最後に水を入れます。
 電子レンジで、カボチャがしっかり柔らかくなるまで加熱。
 カレールーを入れて、溶かした後、2、3分加熱して出来上がりです。

チーズを乗せて焼きカレーにするのもお勧め!

小さなことではありましたが、一つ一つ実行し
週末に息子と遊ぶ費用や
プチ贅沢を楽しむ余裕を作ることができました。

特に今でも「自分のお金の使い方」は定期的に見直しています。

節約、貯金は1日で終わるものではなく、長期的に行うものかと思います。
小さなことでも「自分に合うこと」を「長く続ける」のが大きな結果を出せるのかもしれない、と振り返って思っています。

家計簿いらずのレシート家計術

家計をもう少し節約したい!と思うシングルマザーさんも多いのではないでしょうか?
家計をスリムにしたいときは、毎月・毎年支払う、通信費・保険・住まい・光熱費から改善です。通信費はSIMフリーにしている方も多いですね。その次には、日々のお買い物もチェックしましょう。

Mさんも日々のお買い物を見直して、家計をスリムにされました。
家計簿をつけずにかんたんに節約する方法をご紹介します。

<レシート家計術>

1.お買い物時にレシートをもらう
2.レシートを半年間貯める
3.そのレシートを一気に振り返る

レシートは紙袋にぽいぽい入れておくだけでOK
「3」では、1時間~2時間程度で一気に振り返ります。

そうすると
買い物しているときは「必要」と思って買っていても
半年後になると本当に「必要」だったのか、冷静に振り返ることができるのですね。

日々のお買い物のムダを発見できるだけでなく
浪費パターンも見えてきます。

例えば、「お給与日にムダが多い」「インタネットでついついで買いしてしまう」「コンビニのお菓子が多い」「ストレスがあるときにおはぎを買う」など・・・

浪費パターンは人それぞれですが
原因がわかればMさんのように行動パターンを変えればOK

もちろん、浪費のない家計はありませんので
浪費があったからと言って落ち込まないこともポイントです

でも、もう少し家計を見直したい!と思ったら
浪費パターンを見つけて改善することで、家計はよくなっていきますよ。

加藤先生のワンポイント!

シングルマザーになるならないに関わらず、子どもがいるからこそお金のことで悩みますよね。でも、なんとかしてがんばるママには必ず希望の光が見えてきます。ひとりで悩んでしまった時は、「今困っている」ことを友達や専門家にも相談してみましょう。
※もちろん加藤先生にも相談できます!→info@happy-energy.jp まで!

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